節分といえば、の「恵方巻き」でしょうが、こちらは本来、恵方巻き文化の無かった九州。
私の実家で、祝いの集まりごとなどで登場していた「須古寿司」を作りました。
実家で食べていたものは須古寿司の地域で料理屋を営む親族に注文したもの。
だから、ぼんやりの記憶だけで作るオリジナル。
しかも具材は、その日のありあわせ。笑
祝いの膳に茶碗蒸しは欠かせない!
具材は長崎の元祖・茶碗蒸しの老舗吉宗を真似てアナゴ入り。
鶏のつみれを中に仕込んで茹でた蕪に、アゴ出汁のとろみ餡をかけたもの。菊の花に見立てた蕪に柚子の皮を添えて、お祝いテイストのつもり。
飾り切りでは無く、ワッフルスライサーで周囲を削っただけです。
一緒に福岡の祝膳に欠かせない「がめ煮」も添えます。
2024年、今年は気合を入れて鬼(災)を払う節分の行事が各地で盛大に行われている様子をテレビで拝見しました。
その様子は正月から災に見舞われた事もあり、何くそ!との気合の様にも見て取れる。
冬から春に向かう季節の区切り。
一歩、また一歩。
前進、あるのみ。
鬼(災)は外
福は 内
本格的に豆こそ巻いたりしませんが、気持ちの上で
邪気を払い、今年の無病息災を願う。
年の数だけ 炒り豆を食べると言う習わしは、流石に私の歳では無理(無茶、笑)
食事の締めは「福茶」
節分用の炒り豆を縁起の良い奇数の3粒と昆布や梅干しを湯呑みに入れて熱湯を注いでいただきます。
福茶を飲むと、豆を年の数だけ食べるのと同じご利益が得られると聞いた事があります。
日本の行事の大半がこうした「食」を伴う事を考えたら、人が平和に健やかなに過ごすのに一番大切なのが「健康」と考えられていたからでしょうね。
日本中で行われた「鬼祓い」のおかげで、少しはいろんな事が、前向きに力を運べるように、祈る節分の夜。
福岡の空は雨、少し気温は上がりましたが
急降下しやすいこの時期の気温、油断大敵
皆様も十分に用心してお過ごしくださいませ。
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