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KICHI,KITCHEN 2
room230.exblog.jp
今も昔も美味しいもの…(澪つくし料理帖より)
こちらの1品の正式な名前は「愛し浅蜊佃煮」
(江戸の料理屋つる屋店主、種市作)
生姜の効いた美味しい1品です。
いや〜、この本を読むまで知らんかった。
江戸時代って、大阪では浅蜊は食べられて無かったんやね〜!
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このレシピが載った書籍が手元に到着した日は北海道の地震が報じられた当日でした。
福岡は去年に続く豪雨被害、続いて広島、岡山、次々に襲う自然の脅威に不安が押し寄せた時でした。

ここ近年、個人的な出来事を含め、大きな自然災害や不遇の際の気持ちの立て直しや前を向きたい時、思わず手にとってしまう本。
それが高田郁の「みおつくし料理帖」でした。
主人公の波乱の人生の幕開けも、大阪の大水害から始まります。
本編はずいぶん前に完結しているのですが、どうやら私同様に、このお話に勇気と慰めを得る人が多いようで…

数年ぶりに発刊された待望の特別編の最後に作家から「…試練の時に、澪たちが あなたの人生の伴走者となれますように」と記されていました。

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私の好物、葛の水まんじゅうは、昔から日本中で愛されていたようです。
みおつくし料理帖「なめらか葛饅頭」より
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お豆腐に鰹節をまぶして揚げる土佐豆腐もこの本で知りました。
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江戸時代のつる屋のお品書きにも登場する冬瓜の葛引きは今も昔も定番。
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以前から我が家ではよく登場する、これ…↑
茹でた大豆やおからをフープロにかけて作ります。
江戸時代はもちろんすり鉢でゴリゴリ…
フープロの中身は…こちら呉汁
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特別編の中にも、似た料理が登場する。
幼い少女が「何があろうとも生き抜く事」を誓った「唐汁」というおからを使った汁物。
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物語の中に登場する唐汁はおからだけで作るシンプルな塩味
我が家は味噌味。大豆成分たっぷりのこの料理、滋味滋養にあふれた1品。

物語に登場する料理は、
いつも誰かが、誰かを思って作られている…。

KICHI KITCHEN2があなたの美味しい時間のヒントになれたらうれしいデス。
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by Room230 | 2018-11-18 20:44 | fish | Trackback | Comments(6)
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Commented by liebekatzen at 2018-11-18 21:25
こんにちは!
今日のお料理の数々は見るだけにしておきます。
だって、どう頑張ってもスイスでは作れないものばかり…
こんなに美味しそうなものを見せられたら
またまた和食が恋しくなってきそうで、困っています(笑)
特に土佐豆腐が気になります♪
間に挟んであるものは何ですか?
なちゃって豆腐は一応買えるので、もしかしたらこれはマネっこできるかも?!
とにかくご馳走さまでした☆
Commented by yuko* at 2018-11-19 12:36 x
こんにちは♪

あさりの佃煮美味しいよねー!
私も作ってみようかな。
ごはんが進むんだよねー。
かなり前に楽天で買ったことがあるよ。
これがあると、どんぶりごはんが食べれそう。笑

その他の料理は初めて知るものばかり!
Commented by Room230 at 2018-11-19 17:18
* liebekatzenさんへ
こんにちは、Liebeさん♪

土佐豆腐、本来は中には何も入れないで大丈夫ですが、こちらは夏向きに梅肉を入れてあります。
外側のパリパリの食感がすごく美味しいので、豆腐ですが、しっかりメインをはれる満足感が得られますよ♪

日本人には馴染みのお料理だったものが、世代が変わると、別物になりますよね〜
私たち世代はかろうじて、おふくろの味が「肉じゃが」世代。
少し若い世代はカレーやシチューになり、
昨今の今はもう私にはわからない(笑)
おふくろの味が「ローストビーフ丼」とかだったりして…
Commented by Room230 at 2018-11-19 17:25
* yuko* さんへ
こんにちは、 yuko* さん♪

あさりの佃煮、濃厚なあさりの味わいが楽しめて yuko* さんが言うようにこれだけで、ごはんが進む常備菜にもなります。
生姜たっぷりの佃煮は日持ちも良いので、ぜひ、美味しいあさりが見つかったら、挑戦してみてくださいね。

>その他の料理は初めて知るものばかり!
おっ、もうお母さんになる世代でも、そうなのですね。
土佐どうふは、カツオの本場、土佐地方のもの。
地域的な郷土料理は、同じ国でも、案外知らないものも多いかもしれませんね。
Commented by gokurakucyo at 2018-11-19 22:57
みおつくしの本は諸般の頃赤坂に住んでいてふととうりがかりに気になって目についた本で買い求めた本です。当時江戸ものにはまっていてうん、江戸の料理?面白いのかしらとちょっと軽んじて買った記憶があります。ところがこの作者、ものすごい凝り性で自分で納得しないと書かないらしくなかなか次が出ないのです。だんだんとお話にはまっていってしまい、ついに料理もあー江戸の昔のつるやで食べたいなあと思ってしまいました。フィーユさんは洋物だけだとおもっていたのですが、和物もお得意なのですね。作品に登場する料理はぎっちり愛情がこもっていてあまりすっきりした感じがしなかったのですがフィーユ流派やはり軽やかて優し感じですね。おしゃれですっきり現代風ですね。料理って人によってレシピーが化けるものなんだと納得です。
Commented by Room230 at 2018-11-20 15:28
* gokurakucyoさんへ
こんにちは、 gokurakucyoさん♪

江戸のつるや、この時期は茶碗蒸しかな?(笑)
本編を読みながら、なんで料理人の又さんは、こんなに野江ちゃんに一生懸命なんだろう?恋仲ではなさそうだし、と、ず〜と疑問がありましたので、今回ようやくすっきりしました。
数年間もモヤモヤしてたわ〜〜〜〜(笑)
私は九州なので、全く知らなかった江戸当時の食の話題にも惹かれました。かなり専門の方々の協力もあったとか…
それに、ニュアンスでしかわからない言葉や事柄もあったので、スマホで随時調べながら読みました(笑)

でもね、たぶん野菜は江戸時代とは随分味が違うと思うの。
同じ完全無農薬栽培なら澪ちゃん達が食べてた野菜より、今の方が美味しいと思う。
今の私たちは江戸から約200年分の農家さんの努力を味わっている、ありがたや〜

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