我が家では夏になると食べたくなるのがひんやり「呉豆腐」夏になると…恋しくなるのがひんやり「怪談」
子どもの頃は心底怖がって見聴きしていた夏の怪談ですが、ただ一つ「飴屋の幽霊」を聞いた時は…怖さより、切なさに思わず感涙したものです。
「飴屋に幽霊が飴を買いに行く。」
結果、なんで赤ちゃんに飴なの?と疑問に思う人も多いでしょうが、私の地元には母乳の出を良くするため、授乳期のお母さんたちが食べていた砂糖を使わない甘い「アメガタ」というものがありましたので、飴屋の幽霊の物語には記載されていないのですが、勝手に「ああ、きっと、この幽霊はアメガタを買いに行ってたんだろうな」と解釈していました。
アメガタの原料はもち米と麦芽と水。とても甘いのですが、お砂糖も添加物も一切使われてない「健康食品」
アメガタの歴史は200年と聞く。
幼少期、子供のおやつにも重宝されていた「アメガタ」
今の時代は…どうなのだろう?
これからママになる人。
ただいま、ご懐妊中の人、授乳中の人。
または、出産祝いなどにも
食べたら納得、きっとあなたも思うはず。
飴屋の幽霊は現代人が知るキャンディではなく、このアメガタを買っていたはず!!と…。
●今回のお抹茶呉豆腐
豆乳400cc (ミルク抹茶大さじ2、加糖練乳大さじ1) 葛粉35g 粉寒天1g
1、葛はあらかじめすり鉢で細かく潰しておく。
2、上記練乳以外の材料を鍋に入れて弱火にかけ、かき混ぜながらトロミをつけて行き、トロミが出て来た時に練乳を加える。
3、2の生地を容器に流し込み冷蔵庫で4時間以上冷やしてから、お好みで黒蜜やきな粉などと一緒にいただきます。
かわいい形状のカップなどでしっかり形を取りたい場合は、上記寒天の量を2gに追加して作ります。
怖い怪談話も、この悪天候と自然災害が続く中では「肝を冷やす」という意味を失いそうな今年の夏ですが…海外の「おばけ」が出てくるホラーとの違い、物語の中に包まれた「願い」を感じます。
さて、そろそろお盆の時期。
ご先祖様を迎える準備、お仏壇のあるお宅は、お盆の期間は必ず「これ」というお供えのおんじき(飲食)があると思いますが、それは地域により違うのかなぁ?とか…考えたりした。
KICHI KITCHEN2があなたの美味しい時間のヒントになれたらうれしいデス。
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