4月に入り、一度は冷え込みに襲われた福岡も、再びの春陽に心地よく過ごせています。
気温が上がりだすと、ますます消費が進む我が家の「葛」
冬の葛は「葛湯」程度でしか使用しないので、その都度使う量もわずか。
夏は呉豆腐(ごどうふ)や葛羊羹など、一度の使用量も多くなる。
葛饅頭のレシピはごくごく一般的なもの(葛粉、商品の裏に記載してあります)
まずは葛粉をすり鉢でゴリゴリ。この工程はレシピには記載されていない場合が多いですが、簡単に確実に美味しい生地を作るなら、この一手間は絶対必要。
本当は手を使い、まぁるく餡を包むのでしょうが、そこはお手抜きで器使用。
葛饅頭にちょうど良い形状の器が無いのが悔やまれる(笑)
タッパーに氷水を注ぎ、器ごと冷やして出来上がり。
自家製ならば甘さも味わいも自由自在。
まだ4月、涼を楽しむには早すぎる涼菓ですが、あんこ好きにはたまらない1品。
たまに小豆あんの「つぶあんとこしあん。どっち派?」などという話題に触れることがあるのですが、あずき餡が好きなので、どっちも好きは明白、答えに悩む難しい質問。
しいて言うなら夏の涼菓はこしあんで、気温が下がった頃に食べたくなる焼きたてたい焼きや饅頭は粒がある方が好き。
葛粉50g
砂糖50g(ここはお好み)
水 350cc
こしあん 適量(必要量を丸めておく)
器使用の場合は、器を氷水に浸してスタンバイしておくと良いです。
1、葛粉をすり鉢で細かく擦って、水、砂糖と一緒に鍋に注ぐ。
(火をつける前に一度、しっかり混ぜておく。)
2、中火にかけながら、ダマができないように随時かき混ぜ続ける。
3、鍋の中の葛生地が半透明になったら、用意した小さい器にスプーンで注ぎ、中央にあんを乗せて更に上から葛を乗せ、器ごと氷水につけ、冷ます。