春の嵐が強く吹き付ける時期になると、福岡の野菜売り場には「春を呼ぶ」と言われる「つぼみな」という野菜が並び、同時に様々な山菜も姿を見せはじめます。
そのせいか、これからしばらくのシーズンはやたら「てんぷら」が食べたくなり、二日に1回の割合で何かを揚げてしまいます(笑)
この日の揚げ物は、菜の花と「久しぶりにハトシが食べたい」と言われて作った長崎ハトシ。
エビと白身魚のすり身を食パンに挟み込み、熱した油でカラリと揚げた長崎の郷土料理。お好みで野菜類を白身に混ぜて、味も使用もお好み次第。
最初にこの料理の名前を聞いた時、その料理が想像出来ませんでした。なんでも明治時代に清国から伝えられた蝦多士という料理が長崎ではハトシという名前で広まったとか…
すごく簡単で、小さいお子さんから、大人のお酒のつまみにも重宝するありがたい1品。
ぼんやりと頭で想像するより…実際はもっと美味しい(笑)
作る上で、形状や大きさは自分の扱いやすさを優先してください。
揚げ上がり、ぱっと見厚揚げみたいな揚げ上がり♪真ん中からサクッと包丁をいれると、中から具材の彩りが覗きます。これからのお花見や「春の宴」に、オススメの1品でもある長崎ハトシ
美味しくて、思った以上に食べてしまいます。
春ですね。
先日、高知での桜の開花を耳にしましたが福岡は今週には開花宣言になるらしいです。